2008年08月
2008年08月15日

RSSの今_その3 RSSリーダーのソーシャル化

前回に続きRSSリーダーの話

しばらくプライベートオープンの状態にいたRegatorが、ついにベータ版として一般公開されました。どうもFacebookのようなUIではありますが、これはRSSリーダーなんです。

プライベート版の時から追加された機能としては、OPMLのインポートができる点。と、FacebookTwitterでの共有機能もついているようです。

regator.jpg

他のRSSリーダーと違うところは、「編集者チェック」が入る点。フィードはチェックされ、カテゴリ分けされ、そして編集者自ら「人気・おすすめ記事」をピックアップ。ひとたびOPMLをインポートすると、それらのフィードは編集者によってチェックされ、「オススメかどうか」のフィルターをかけられるわけです。というわけで、RSSリーダーというよりはソーシャルニュースサイトに近いものだ、とも言われています。

しかもこのRSSリーダー、記事の全文表示はしておらず、全文を読みたい場合は元記事にアクセスする必要があります。

参考までに、インターネット白書2008を見てみると、RSSフィードリーダーの利用目的は

[1] 更新タイミングがわかり、最新の情報を入手できるから-50.3%
[2] 短時間で情報を把握できるから-47.0%
[3] ウェブサイトを見に行かなくて良いから-37.6%


第3位の「ウェブサイトを見に行かなくて良いから-37.6%」というのは、去年の28.4%に比べると10ポイント程伸びています。

ニュースの概要だけ読めれば良い、という人には使いやすく、また、元記事提供者にはトラフィックを誘導できる事が強みではありますが、その反面、普段から GoogleReaderなどでニュースチェックをしている人々からすると、RSSリーダーという意味ではちょっと使い勝手は悪いのかも・・・?

何はともあれ、これもまた、先日ご紹介したalltopと同様、フィード技術をうまく’主流の人向けサービス’に変換しているサイトだと思います。

Source:ReadWriteWeb
Mainstreaming RSS: Regator is Now in Public Beta

Source:Tech Crunch Japanese
Regatorはみんなのブログリーダーになりたい

2008年08月13日

RSSの今_その2 RSSと広告

RSSフィーダー市場への初期参入者であるBloglinesがデザインを一新した上、スタートページに広告掲載を開始したのこと。

Source:C-netJAPAN
Bloglines、デザインを一新し広告掲載を開始

newbloglines.jpg

リニューアルされたBloglinesスタートページ

Bloglinesといえば、2005年にも一度、
コンテキスト広告を導入することを計画していたものの、結局やらないことに。RWWでは、この決断は、他のRSSリーダー「NewsGator」や「GoogleReader」の広告掲載に対する姿勢に多少なりとも影響を与えているのではないか?とも指摘しているのだけれど、どうなんでしょう。

従来のBloglines
oldbloglines.jpg

Newsgator(ニュースゲーター)
newsgator.jpg

何はともあれ、そんなbloglinesが、再び広告掲載への動きを見せました。

RSSリーダー内での広告掲載、効果の程はいかがなんでしょうか。

Bloglinesをかれこれ3年使用しているワタクシ個人的には、広告は全て「OFF」にしてしまっているのですが・・・・

一緒に読む:F.Jo-Jiの「一秒後は未来」
RSSリーダー上の視聴時間に応じて収入が分配されるフィード広告システムはどうか

Source:ReadWriteWeb
Bloglines: Now With Advertising

2008年08月12日

RSSの今_その1 RSSを24ヵ国後に翻訳するMloovi登場

便利なツールが登場

Mloovi』は、ブログ記事またはRSSフィードを24ヶ国語に翻訳してくれるツール。

使い方は簡単。RSSフィードのURLを入力ボックスに入れればOK.あとは自動的に翻訳してくれます。(GoogleTranslationを使用しているとのこと)

とりあえず、試しに弊社のRSSソリューション『RSS Suite』のサービスサイト上で公開している新着ニュース記事のRSSを英語に翻訳してみました。


rssnewsintranslation.jpg
フィード一覧

rssinenglish.jpg
記事英語版

う~ん。今更言うことでもないですが、やはりところどころおかしいものの、確かに内容の要点を把握するのには特に問題なし。といった感じに。

ブログを自動的に翻訳するウィジェットも用意されているので、日ごろのニュースチェックに外国語のブログ記事チェックを追加してみてはいかがだろう。

Source: TechCrunch JAPAN
RSSフィードを24ヵ国語に翻訳するmloovi登場

2008年08月06日

alltopが担う役目

ReadWriteWebより

今年3月に登場したalltopのお話。
jこのサイトは様々な媒体のトップストーリーが一通り載っているサイトでありとあらゆるサイトのフィードがカテゴリ分けされてリンクが貼られています。
例えば Ruby SEO JAPAN など。

実情では、だれがどんな風に使っているのかは把握できてませんが、『ざっ』とニュースチェックをするのには結構便利だったりします。ReadWriteWebでは、このalltopについて、ユーザが「RSS」を使い始めるのにはもってこいっ。ってな事を言っています。RSSリーダーを使う一歩手前がこのalltop、といったところでしょうか。

日ごろRSSリーダーでニュースをチェックしている人々からすれば、何もわざわざAlltopでニュースをチェックするまでもなさそうなので、今更このサイトに便利さを感じることはあまりないのでしょうが、ご存知の通り、皆が皆RSSリーダーを使いこなしているわけではないのが実情。

RSSリーダー??聞いたことあるけど使い方よくわかりません。 とか あるいは特定の業界やカテゴリーについて新しく勉強したいんだけど、一体どの情報を見ていいのやら・・・ なんて方々の場合は、このalltopのようなサイトをRSSリーダー代わりに使うのもひとつの手段です。

皆が皆、「このサイトはどうやってできているのだぁ??」という視点でサイトを見ているわけではなく、むしろ「ただただ、情報を探している人」という人の方が多いわけでして。

つまり、一見ただのリンク集にも見えるこのalltopも、別の見方をすれば、RSSという便利な技術を、誰もが

抵抗なく、
頭を悩ますことなく、
アール・エス・エスぅ?と新たな略語を勉強することなく、

使えるように、うまく”変換”してくれているサイトなんですね。


次から次へと出てくる新しい技術と、その技術を使った新しい「ソーシャルなにがし」なサイトがあふれる今日このごろ。なるほど。そういう視点も大切です。


source:ReadWriteWeb
Mainstream Web Watch: Why Alltop Rocks