「RSSは『RSSリーダー』で読まれるもの」という固定観念はそろそろ捨て時?
Read/WriteWebで、「Desktop RSS Readers Are (Nearly) Dead」というエントリーがあがっていました。
「デスクトップリーダーは(ほとんど)死滅」くらいの感じでしょうか。
死滅はさすがに誇張としても、いわゆる「RSSリーダー」(RSSを購読するために作られた専用のデスクトップアプリケーション)の存在感が薄くなってきているのは事実です。
上記のエントリでは、下記のようなデータが示されていました。
The percentage change in one is virtually a mirror of the other, while none of the other categories has changed much (if any).Web-based Readers are up 7% and desktop Readers are down 6%. In the space of 6 months.
({意訳} …WEBベースのRSSリーダーが7%アップしたのに対し、デスクトップのRSSリーダーが6%ダウンしていました。そのほかのツールには大きな差がありませんでしたので、対照的な結果ですね。)
私たちが把握しているデータでも、最近ではコンシューマー向けコンテンツの多くで、「MyYahoo」「iGoogle(またはGoogle Reader)」の比率が大きくなってきています。
これらは確かに「WEBベースのRSSリーダー」や「スタートページ」にカテゴライズされますが、どちらも次のような点で、特徴的です。
- 訪問頻度の極めて高いポータルに組み込まれていること
- 「RSS」という名称を使わず「コンテンツ」という名称を用いていること
(Google Readerは異なりますが)
RSSフィードが、「RSS」という名前を超えて、インターネットのインフラとして着実に定着してきている証ともいえるでしょう。
正直なところとしては私たちが数年前に予想していたより変化が緩やかなのも事実ですが、Windows VistaやIE7で、その基本機能にRSS購読機能が統合されたように、また、株取引や金融資産管理アプリケーション等に既に組み込まれているように、離れた場所にあるコンテンツの一部を外部から利用するような仕組みは、今後も引き続き様々なアプリケーションに組み込まれていくと思います。
冒頭のエントリでも「既にデスクトップアプリケーションよりも各種スタートページの方が比率が高くなってきている」と述べられていましたが、それもその一例でしょう。
RSSフィードを読むために「専用のアプリケーション」が必要な時代は徐々に終わりが告げられていくのではないでしょうか。わたしたちもRSSに特化した企業として、常に最新動向には敏感になり、お客様に対応策をご提案できるよう準備していたいと思います。








