2007年01月19日 19:35

デスクトップFlashプレーヤー「Apollo」の発表から、RSSによるマーケティングコスト削減を考える

Adobe社よりデスクトップでFlashやHTML、PDFを動作させられる「Apollo」プレーヤーのリリース時期について発表がありました。

参考記事:
ITmedia Biz.ID:“アドビ版ウィジェット”「Apollo」は2007年後半公開

今日は、このデスクトッププレーヤー環境の登場をきっかけに、RSSの活用によるWEBマーケティングのコスト削減について考えてみたいと思います。

デスクトップノベルティの取組コストが低下していく

Flashプレーヤーの普及が、ブラウザ上でのリッチな表現を容易に作っていくことを可能にしたように、Apolloプレーヤーの普及によりデスクトップアプリケーション構築の敷居が大きく下がることが予想されます。

これまで本格的なデスクトップアプリケーションの構築は、WEBの構築と大きく異なるスキルが必要でした。しかし、HTMLやFlashを用いてデスクトップアプリケーションを容易に構築できるようになれば、サービスを提供する企業の数も増え、おそらくデスクトップアプリケーションをマーケティングに活用する際のコストは大きく下がっていくでしょう。

同じようなデスクトップアプリケーションの構築環境では、一足早く「デスクトップサイドバー&ガジェット」機能を持ったWindows Vistaがリリースされることもあり、今後この分野は活発になっていく分野の一つだと思います。

従来、サイトを訪れたユーザーに提供するノベルティは、壁紙(モバイルなら着メロも?)が中心であったと思いますが、「Apollo」や「Vistaサイドバー」などが普及すればこれに安価なデスクトップアプリケーションという選択肢が加わってくることになるのではないでしょうか。

マーケティングの多様化と施策あたりコスト

現在、企業にとってインターネット活用を活用していくために必要な施策は、インターネット黎明期に比べると大きく増えています。

  • 黎明期
    • ホームページを作る
    • メールで問い合わせを受ける
  • 現在
    • 企業サイトを作る
    • キャンペーンや商品のサイト・ブログを作る
    • 効果測定をする
    • 検索エンジンに最適化する
    • メールマガジンを出す
    • 広告を出す
    • モバイルサイトを作る
    •  :
    • ほかいろいろ
    •  :(さらに....)
    • デスクトップノベルティ?


こうして見てみると、取り組むべきことが多すぎて、よほど効果がないと予算や人手をかけてまで新しいことに取り組めない、、ある意味そんな状況があるのも当然です。

しかし、現時点ではコストの問題(導入だけではなく、運用や効果測定、担当者人件費まで含む『管理コスト』)で取り組んでいない施策についても、効果に見合うラインまで管理コストが低下すれば、取り組む施策を増やしたほうが、得られる効果が大きくなるのは当然のことです。


RSSの活用による「施策取り組みコスト」削減

仮に、ApolloやVistaの新しい環境を使ってのデスクトップノベルティの制作に取り組む場合、全てのコンテンツを新しく作っていくことも可能と思いますが、一部にRSSを組み込むことで、取り組みコストを削減できるメリットがあります。

例えば、デスクトップノベルティ内に「WEBサイトの最新情報を表示したい」「ユーザーごとにカスタマイズした情報を表示したい」といった場合、既にWEBサイトで利用しているRSSを使って情報配信することで、デスクトップノベルティ向けの情報を別途用意したり管理したりする必要がなくなります

同じような考え方は、他のマーケティング施策にも活用できます。

例えば、RSS化した情報をWEBサイト上のFlashから読み込んで最新情報を表示したり、自社の複数のサイトの更新情報を集めて表示したり、RSSをうまく活用することで様々なマーケティング施策を効率化することができます。

現在ではRSSフィードは、エンドユーザー向けの配信が主に注目されていますが、企業サイトではこうした他のマーケティング施策への取り組みの効率化や最適化に使うことも検討の余地がありそうです

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