シンディケーションの未来:マイクロフォーマット、ストラクチャードブロギング等【Syndicate SFレポート】
最終日最初のセッションは「Compound Feeds, Micro-Content and the Future of Syndication」。ブロードバンドメカニクスのマーク・カンターがモデレーター。シックス・アパートのアニル・ダッシュ、パブサブのサリム・イズマイル、テクノラティのタンテク・セリークによるセッション。今回一番面白かった予感。
ディスカッション形式なのでまとまっていませんが面白かった所をピックアップして紹介。
マーク氏。
■Compound Feeds
フィードが溢れすぎている。「Compound Feeds」(合成フィード)が必要とされてくるのではないか?ユーザーが複数のフィードをまとめて選べる。フィルターをかける。本当に必要な情報だけを簡潔に得る。
※これってうちの会社で最近リリースしたMixFeedままでは?!なんかやる気でてきました。
サリム氏。
■ストラクチャード・ブロギングの話
ストラクチャード・ブロギング=ブログの記事をタグで整理すること。
これだけブログが増えてきた現状、整理されることが必要。
ストラクチャード・ブロギングは「ブログプラットフォームのための"オープンソース"のプラグイン。WordPress、Movable Type、、、。
夫々のフォームが種類の違うコンテンツ毎に用意される。レビュー(映画、本)、イベント、オファー(求人情報、売ります買います)、、、。例えば本のレビューフォーム。本の名前、5段階評価、画像へのリンク、レビューなどを入力できるフォームが予め用意されている。
※しかしまぁ、、これが普及するとページ作成に関しては世の中の大半のCMSより圧倒的に進化してしまいますな。。
■ストラクチャード・ブロギング参加会社
AOL
Yahoo!
MSN
eBay
他ベンチャー企業40社以上!!!
■ストラクチャード・ブロギングによる展開
ブロガーが(プラグインを使い)ストラクチャード・ブロギングのフォーマットに基づいた入力フォームで記事を投稿
↓
検索エンジンに登録される
1.情報が他社に見つけられやすくなる(検索エンジンでストラクチャード・ブロギングベースの検索を行えるようになる←Yahoo!、Googleも参加しているので)
2.見た目が良い、デザインしなくとも綺麗にフォーマットされページが作られる
3.情報を自分自身も整理できる
タンテク氏。
■「マイクロフォーマット」
スタンダードが必要。でない限り情報が共有されない。誰にも使われない。
■普及しつつあるシンディケーション・コンテンツの種類。
Contact Info: hCard
Events: hCalendar
Reviews: hReview
Events: XOXO
microformats.org
■新しいシンディケーション・コンテンツのメリットは?
RSS: P2Pブログ(書く・読む)
hCard: P2Pコンタクトシェアリング
hCalendar: P2Pイベント・スケジュール確認
RSSと同じように出版ツールに依存する。簡単じゃないと普及しない。ストラクチャード・ブロギングがプラグインをリリースし誰もが意識せずに使えるようにすることが大事。
■今日から始まるテクノラティの新サービス!(ベータ版)
イベントフィードサービス
hCalendarのデータがあるウェブページを登録しておくと、そのデータの更新状況をアドレスブックにインポートできる
※カレンダーがホットなエリアなことは知っていますが使っていないので分かりません。興味ある人はどうぞ。
■hCardはかなり普及している
Avonは40万人以上の社員が利用している
今後さらに普及が期待される
ストラクチャード・ブロギングのプラグインもサポートしている
■hCard作成ツール
http://microformats.org/code/hcard/creator
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他色々大変面白い話。皆が勝手に話していたのでポイントだけ強引にまとめます。思う所は皆大体同じようなので良しとさせてください。
■ブログの大半がレビュー
世の中のブログ記事の大半が何かに対するレビュー。ニュース、映画、レストラン、、。
※日本のような日記風のものはアメリカには少ないですからね。。。日記用のストラクチャードブロギングフォーマットを誰か作ると面白いかも?!どんなフォームになるんですかねぇ。。。何もないか。目的を特化すると色々ありますかね。ダイエット日記、中松博士じゃないけど食事日記。。。
■情報共有
情報が特定のフォーマットで作成され、発信元、発信者を問わずインターネット上で共有されることが望ましい。
■出会い系サイトとマイクロフォーマット
ブログに限らずオークションや出会い系サイトでも情報共有できるはず。eBayやMatch.comは情報がネット全体で共有されることで現状持っている価値(サービスを利用しないとそもそも情報投稿ができない)をある程度失ってくるだろう。ただもちろん全てがオープンで成り立つわけでもないだろうし(出会い系サイトは良い例)集約型サービスの価値が残るだろう。
■全ての情報集約型サービスはある程度価値を失ってくる。
例えばレビューや価格比較サービス。サイトに登録せずともブログで勝手にレビューを投稿できる。それをまとめて検索できるサービスがあればいい。epinion(アメリカの大手レビューサイト)にこの話をしたら明らかに未来への危機感は感じていた。
※確かに、、価格.comの未来やいかに?で、結局儲けるのはYahoo!とGoogleって話ですか?
■情報共有のスパム対策
「ネットで情報が共有されるようになれば当然スパム目的の情報も増える。現実的にまともな情報共有は無理では?」と言う質問。
検索エンジンとスパマーの歴史と同じ。時間と共に検索技術、フィルタリング技術が進化して「無理」ではなくなる。
・・・
かなり未来像の話をしていますが、でもこれ、、、結構衝撃なような。そう思うの僕だけですか。
例えば日本の大半の主要ブログサービスがストラクチャードブロギング(日本版でいいですが)を導入して、誰もがレストランや映画、商品レビューを同じ形式で書き出すようになったら?その情報がRSSで共有されて誰もが簡単に「価格.comブログ版」「cookpadブログ版」「@コスメブログ版」(ブログ版=ネット全体版)を作れるようになったら?もちろんそれぞれ生き残るとは思いますが、今のような圧倒的シェアって保てなくなるかもですね。でもGoogleやYahoo!がやり出したらどうなる?ジャンル毎の集約&配信サービス(GoogleやYahoo!含む)が立ち上がってさらにAPIで誰もが自由に使えるようになったらどうなる?
・・・ネット業界はまだまだ色々な変革がありそうです。
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- 時刻2005年12月15日 06:28








