ニューヨークタイムズの会長が語る新聞の未来
5月29日から6月1日にかけて韓国で行われていたWorld Newspaper Congress(世界新聞会議?)にてニューヨークタイムズの会長、アーサー O. サルツバーガー(Arthur O. Sulzberger)氏が新聞の未来について語ったそうです。その内容が興味深かったので紹介します。
話の前提で言うとニューヨークタイムズは昨年アメリカで記事の捏造問題とか幾つか大きな問題があり、新聞記事の内容に対する読者の信頼度が著しく下がっている、、、と言う問題を抱えています。後はもちろんブログで個人ジャーナリストが意見発信するようになっているので、従来の新聞メディアの立ち居地が微妙になりつつある所もあり、その辺に対する今後のトップ新聞社としての方向性を語る意味も強い内容だったかと思います。
講演を聴いたブロガーがまとめたところによるとアーサー氏は:
- 「スタンダードエディター」(スタンダードを管理する編集者?)と言う新しいポジションを確立
- スタンダードエディターの管理の下、ウェブ上でニュースに関するインタビューの完全な内容やその他の取材情報を、読者(の客観的な判断の参考になるよう)に対して公開する
- 他のソースからの情報も公開する(個人ジャーナリストのブログなど?)
と言うようなことを話していたそうです。これは先日のSyndicateイベントでニューヨークタイムズのデジタル部門TOPが話した内容と関連する部分は多くありますね。About.comを買収したのもこの辺りを進めていく上で役に立っていくでしょう。しかし会長自らこういう話をすると言うのが非常に大手新聞社でも今後インターネットによってさらに変革していくメディアの未来を考えて動いているんだな、と改めて実感できますね。
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