Google、RSSフィード用のアドセンス広告を発表【Syndicateレポート】
ニューヨークで開催されている世界初のRSSイベント「Syndicate」にて、GoogleがRSSフィード向けのアドセンス広告を発表しました。まだβ版と言うことですが、アドセンス広告のオプションとして広告主がRSSフィードに広告を配信でき、RSSフィード配信者がアドセンス広告を自分のフィードに広告を差し込めるようになるようです。
RSS広告はこのブログでも紹介しているようにGoogleが最近実験を開始していましたから、いつかリリースされると思っていましたが思ったより早いリリースとなりました。日本語対応は確認していません。
イメージ的には実験段階で行っていた内容とさほど変化はありません。RSSフィードの内容にあったアドセンス広告が通常のアドセンス広告と同じロジックで差し込まれると言う形です。RSSフィードで普通のWebページのように余計な情報が入っていませんから広告とフィード内容の関連性はより正確になるのではないでしょうか。
良く見るとGoogleのブログでも発表されているのですが、せっかくですのでGoogleのアドセンス広告のプロダクトマネージャーがイベントのとあるセッション中に説明した内容を紹介します。ブログでポストしている人と同じですね。
■Googleの考えるRSSフィードと広告の流れ
1. 出版社がコンテンツを作成しRSSで配信
2. ユーザーがRSSフィードに登録
3. 広告主が出版社に広告費の一部を還元
4. 広告費により出版社はより充実したコンテンツを作成・提供
このサイクルが上手く回ればより有益なコンテンツが作成され、ユーザーに提供される、Googleの技術力とネットワークを生かしてこれをサポートしたい。
RSSはユーザーにとっては極めて便利な情報受信ツールなのに、その利便性に比べて普及率が低い。その大きな理由としてメディア企業がユーザーがサイトに来なくなりサイトの広告収入が少なくなるのではないか?と言う恐怖心から、RSSフィードに消極的になっていると考える。Googleは出版社がRSSシンディケーションを通じて収益を上げる支援を行いたい。
と言うことです。理想論的な話ですが、Googleの技術力とネットワークを考えるとある程度実現できるかもしれません。個人ブロガーにとってはプラスの収益源になりうれしいオプションでしょうが、大手メディアにとっては現状の広告主がGoogleのアドワーズ広告に登録する仕組みでは納得できないでしょうね。。。Googleがプラットフォームの技術だけを提供すると言うこともあるかもしれませんが。後は広告費分配の比率の調整などで解決することもあるかもしれません。
面白かったのは同じセッションのパネリストだったリンクシェアのCEOが「全てのフィードの広告を特定企業が独占するのはよくないと思う。個々のメディアが夫々の収益モデルを作れるようにしたい。」と、Googleの発表の後に即効その場でコメントしていたこと。アフィリエイト会社らしい意見でした。他にも既存メディアが少し抵抗していたり面白い意見が飛び交ったセッションの内容もレポートしていますのであわせてご覧ください→拡大するRSS広告の衝撃【Syndicateレポート】








