RSSと出版社の未来像【Syndicateレポート】
先日お約束した通り、世界初のRSSシンディケーションに特化したイベント「Syndicate」がニューヨークにて開催。と言うことで、いきなり始まるSyndicateレポートです。基本的に僕が参加した全セッションをセッション毎に記事としてポストする形にしたいと思います。
まずは老舗パソコン雑誌ComputerworldのCEO、ボブ・キャリガンが15分のキックオフスピーチ。題名は「From the Cutting Edge: Publishers and Marketers Pave the Way」。15分なので深い話はしませんでしたが、出版社にとって最近のソーシャルメディア、シチズン(市民)ジャーナリズムを無視することはできない時代と言うことを明言。
従来のプロフェッショナル・ジャーナリストが取材した記事を提供するモデルだけで良いのだろうか?ブログなどの市民ジャーナリズムは一種、従来メディアの脅威として敵対視すべき存在になりかねないが、逆に利用していくこともできるはずである。
例えばWebの場合であれば、従来型の記事作成・掲載モデルに加え、ユーザーによるフィードバックやコメント、投票などのインターアクティブな機能を盛り込み、より魅力的な媒体を作っていくことも可能である。逆にそんな媒体を作る上で、既存出版社のブランド力・出版物の読者をいかせる部分ではないか。
と言うようなことを簡単に話しました。C|Netなんかは日本でも似たようなことやってますけどね。この辺りを既存の出版社が行ってきたらどうなるんでしょうかね。雑誌とWebと言うのは、色々な意味で親和性が高そうなのですが。確か最新号の「編集会議」でも、GQが読者アンケートをウェブ化したらレスポンスが数倍になったと言うことが書かれていたと思いますが。。。。
ユーザーのフィードバックをWEBで得て紙面に反映していくレベルであれば、簡単にできると思いますが、キャリガン氏が言うレベルでのプロフェッショナル・ジャーナリストによるコンテンツとユーザー作成コンテンツを統合・連動させてより魅力ある媒体を目指すと言うのは将来のメディア像としてはありうるシナリオですよね。逆にそこまでしないと、力のある媒体は作れなくなる時代かもしれません。最近ニューヨークタイムスがABOUT.COMを買収したのもそういった未来戦略の一環なのかもしれませんね。








